中世馬事情（七） 軍馬の体格

軍馬の体格について。馬の方はさておき、意外だったのは中世騎士の甲冑が予想以上に軽い？（それほど重くなかった）という研究結果についての方だったり。
身動きが難しいほどの甲冑というのは、実は実戦において『騎士』が存在感を失って消えてゆきつつあった中世末期のトーナメントで使われる位だったという話も・・・。

中世馬事情（六） 軍馬の種類

六回目です。中世に軍馬として用いられた馬の種類について。品種に関する推測も含まれますが、主に史料などで言及される際のクラス分けとしての「種類」ですね。

中世馬事情（五） 馬上槍試合

五回目です。今回ちょっと短めの記事になります。

中世馬事情（四） 戦争における馬

騎士の騎馬突撃は、中世における戦争の花形、のはずでしたが実はあまり行われていなかった、という。そんな話ですかね。
アレクサンドロス大王の軍も、正面を受け持つのは歩兵軍で、騎馬隊は左右後方からの搦手だったとか。
騎兵中心の軍制はモンゴルくらいなんですかねぇ。

中世馬事情（三） 馬の種類

第三回です。中世の馬は「品種」ではなく「用途」で区別されていた。ではその区別にはどんな種類があったのか、という回です。

まぁ、前回の記事でも冒頭に触れられていましたが、てきとーに掛け合わせてしまってたので雑種のカオスになってたんだろうなぁ、と。
現代の私たちが最もなじんでいるサラブレッド種なんて、18世紀初頭に作り出された品種だったりして、あぁ、まさしく「家畜」「経済動物」なんだなぁ、うん。